様々な取り組み

1 施設版権利ノート「みんなの約束~子どものための手引き」
子どもが入所する候補施設として唐池学園に見学に来た際や入所の際に、子どもやその家族に配布して、学園での生活を送る上で子どもが持っている権利や約束事等について説明しています。

入所にあたって、子どもが不安を少しでも軽減し、なるべく入所に納得できる一助になればと考えています。



2 「唐池学園子ども自治会」
学 園内に子どもたちが組織する「唐池学園子ども自治会」があります。縦割りの会議としては、各部屋において小学生以上で行う「部屋会議」、各部屋のリーダー の子どもたちが参加する「リーダー会議」、小学生以上全員が集まる「自治会」があり、職員も参加しています。

生活の日課や年間の行事等について子どもたち の希望や年齢等を考えながら、みんなと話し合いをして決めています。子どもたちが自分たちの生活は自分たちで創りあげるようにしていて、職員は支援しています。
横割りの会議としては、「小学生会議」「中学生会議」「高校生会議」があります。

職員による性教育や外部の方による自立支援プログラム等同年代のテーマに応じた内容で行われています。

部屋会議の風景
部屋会議の風景

 

 

3 子どもの中卒後・高卒後の進路
子どもが人生の分岐点である中卒後・高卒後の進路を選択することは、より良い将来を築いていく上で重要な選択です。子どもとその家族の意向を尊重しつつ状況に応じて、話し合いによって、中卒後・高卒後の進路について決めています。

(1) 中・高卒後の進学状況
児童養護施設における中卒後の進学については、全国平均でほぼ100%の一般家庭の進学率に近い状況にあります。しかし高卒後の全国平均進学率は、一般家庭にいる子どもが60%以上であるのに対して全国の児童養護施設にいる子どもは約20%と低く、どのように支援していくかが課題としてあります。


(2) 高卒後の進学者への支援
唐池学園では高卒後に進学する者が生活できるワンルームの居住棟があります。職員による検討の上、生活の一部を支援できるようにしています。

 

 

4 子どもと家族とのかかわり
子どもにとって家族の存在は大きなものがあります。

家庭の事情によって入所してきた子どもの福祉を考慮して、子どもとその家族が関係をより良く築いていくために、家族とのかかわりを大切にした支援をしています。子どもとその家族の意向を尊重しつつ状況に応じて、話し合いによって、家族のかかわり方を決めています。

(1) 保護者会「青空フェスティバル」
毎年5月のゴールデンウイークの最終日に、子どもの家族等と学園の職員による保護者会を開いています。子どもの様子や行事等の説明を行い、保護者からのご意見やご要望をお聞きして、お互いの理解を深めるようにしています。
保護者会の後は「青空フェスティバル」と称して、子どもの家族等に手伝っていただき、学園の職員とともに、子どもへの大人からのサービスとして、焼きそばや焼き鳥、駄菓子等を出店形式で振る舞い、楽しいひと時を過ごしています。

 

 

5 地域とのつながり
唐池学園は様々な子どもたちが地域の中で暮らす場です。
子どもたちは必然的に地域住民の方とのつながりができます。
唐池学園の暮らしは地域住民の方のご理解の上に成り立つものと考えています。
子どもも職員も地域の行事や活動に参加したり、職員が地域活動の役員を担ったり、地域住民の方に唐池学園を利用していただいたりする等、様々なつながりを通して、児童養護施設・唐池学園や入所している子どもへのご理解をいただき、地域住民としてより良い関係を築き上げていきたいと願っています。

 

(1)「唐池祭」
地域住民の方に唐池学園を理解していただくことと、収益を子どもたちの生活のために役立てることを目的として、毎年10月の最終日曜日、唐池学園を開放して「唐池祭」を開催しています。
地域住民の方にボランティアで協力していただきながら模擬店やバザー等を行い、大勢の方に来園していただいています。

 

 

6 卒園生とのつながり

(1)退所後のかかわり
様々な家庭の事情で入所してきた子どもは、退所時期も様々ですが、最終的には原則高校卒業時までに退所していきます。退所すると日中の活動と住まいが同時に変わることになります。
日中の活動としては就労や転校・大学等の進学等があり、住まいとしては家庭、職場の寮、アパート、他施設、里親宅等があります。卒園生にとって唐池学園から離れて暮らしていても学園と職員が「心のふるさと」になれるよう、退所後も卒園生と様々なつながりを保つようにしています。

(2)美丘(よしおか)の会 
毎年5月の第三週目の日曜日、卒園生を招待して本園の庭でバーベキューをします。
食事をしながら近況報告や思い出話し等に花が咲きます。

 

 

 実習
子どもたちの生活に配慮しつつ、年間計画のもと、保育士養成校の学生を2週間、社会福祉士養成校の学生を4週間、実習生として受け入れています。

また、同業他施設の職員との交換実習等も行っています。
実習を通じて人材育成に寄与するだけでなく、児童養護施設や唐池学園の良き理解者を増したいと考えています。

 

 

8 ボランティアの方からの支援
唐池学園では子どもや唐池学園に継続的にかかわっていただいているボランティアの方がいます。
例えば、子どもに個別に勉強を教えてくださったり、子どもと遊んだり家事の手伝いをしてくださったり、子どもの散髪をしてくださったり、園内の草刈りや修繕等をしてくださったり、「唐池祭」等の行事を手伝ってくださったりしています。
ボランティアの方から職員の取り組みだけでは担いきれない部分を支援していただくことによって、子どもたちの育ちや唐池学園の生活への新たな一助につながっています。
今までボランティア活動をしてくださった皆様、現在ボランティア活動をしてくださっている皆様に、改めて感謝申し上げます。

 

 

9 苦情解決の仕組み
社会福祉法第82条(「社会福祉事業の経営者は、常にその提供する福祉サービスについて、保護者などからの苦情の適切な解決に努めなければならない。」)基づき、唐池学園の利用者である子どもや保護者からのご意見やご要望、あるいは苦情に対して適切に対応するため、体制を整備しています。

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苦情解決など.pdf
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11 第三者評価
厚 生労働省通知「社会的養護関係施設における第三者評価及び自己評価の実施について」に基づいて、社会的養護関係施設(児童養護施設、乳児院、情緒障害児短 期治療施設、児童自立支援施設及び母子生活支援施設をいう。)については、その運営の質の向上を図るため、第三者評価及び自己評価の実施が義務づけられ、 2012(平成24)年度から実施されることとなりました。

 

唐池学園は近年では2017(平成29)年度事業を受審しました。

第三者評価の結果につきましては、www.matsunami-k.com/hyoukasyakaitekiyougo.htmlをご覧ください。

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